太陽企画tipが参画する「メタバースマスターズ」が制作した、国内19文化財のデジタルアーカイブが一挙公開!
弊社のtipが参画するデジタルアーカイブ制作チーム「メタバースマスターズ」による、国内19文化財のデジタルアーカイブが一挙公開中です。
本コンテンツは、ウェブVR技術を用いて誰もが楽しめるブラウザで再生することができ、訪日外国人の認知獲得と来訪機会の創出のため、多言語でのナレーション解説を合わせて制作しました。
多くの方々がこれらの文化財への理解と関心を深めることのできる作品となっています。
「メタバースマスターズ」とは
「メタバースマスターズ」はハコスコ社と太陽企画株式会社、VoxelKei氏、スタジオダックビル合同会社で構成される国内トップクラスのデジタルアーカイブ制作チームです。
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【 メタバースマスターズ 太陽企画の役割 】
デジタルアーカイブ制作における3DCGモデルの制作を「フォトグラメトリ」技術を駆使し主に行っております。
「フォトグラメトリ」とは被写体をさまざまなアングルからドローン・スチール撮影及びレーザースキャナーでデータ取得し、それらの素材の解析・統合・仕上げを行い3DCGモデルを作成する手法です。 作成された3DCGモデルは様々なデジタルコンテンツへの横展開が可能です。
【 作品紹介 】
正式名は上野山福祥寺であるが、古くから「須磨寺」の通称で親しまれてきた。
平敦盛遺愛の青葉の笛や弁慶の鐘、さらに敦盛首塚や義経腰掛の松など、多数の重宝や史跡があり「源平ゆかりの古刹」として全国的に知られている。
古来より源平の浪漫を偲び、与謝蕪村や松尾芭蕉など多くの文人が訪れ、広い境内のあちこちに句碑・歌碑が点在している。
針尾送信所は、佐世保市南部の針尾島に所在する海軍が建設した長波無線通信施設。
太平洋戦争の開戦を告げる暗号文「ニイタカヤマノボレ一二〇八」を送信したとも言われている。
日露戦争を契機に無線連絡体制の強化が必要となり、4年間の工期と総工費155万円(現在の250億円)をかけて1922年に竣工した。
三基の無線塔と電信室などで構成されていた。
設計は佐世保鎮守府建築科により、工事監督を吉田直が担当した。
針尾送信所は、わが国現存唯一の長波無線通信施設として、高い歴史的価値が認められる。また、大正時代におけるわが国最高水準のコンクリート技術を示すものとして、土木技術史上においても重要な文化財だ。
竹田城跡は、全国でもまれな完存する山城遺跡であり、虎が臥せているように見えることから「虎臥城」とも呼ばれている。
晩秋のよく晴れた早朝に朝霧が発生することがあり、但馬地方の風物詩となっている。この雲海に包まれた姿は、まさに天空に浮かぶ城を思わせ、「天空の城」・「日本のマチュピチュ」という異名を持つ。
城下町として栄えた竹田の町には旧酒造場や寺院などがあり、往年の歴史を感じることができる。
石炭産業において、熊本を代表する近代化遺産 三池炭鉱万田坑と三角西港。
生産技術の近代化によって出炭量が増える三池炭鉱の積出に対応すべく、国の特別輸出港(米、麦、麦粉、石炭、硫黄)に指定された三角港(現在の三角西港)が海外への石炭積出港として位置づけられた。
三池炭鉱万田坑と三角西港は、日本の石炭輸出量の増大とともに重工業分野において急速に産業化した過程を今に伝える重要な近代化遺産となっている。
姫路城は1333年、赤松則村が姫山の地に初めて砦を築いて以降、羽柴秀吉、池田輝政、本多忠政らが城に夢を託して拡張し、1618年、現在の姿に全容が整った。青空に映えるその姿は、水から飛び立つ白鷺に例えられ、別名「白鷺城」とも呼ばれる。
また、「その美的完成度が我が国の木造建築の最高の位置にあり、世界的にも他に類のない優れたものであること。」「17世紀初頭の城郭建築の最盛期に、天守群を中心に、櫓、門、土塀等の建造物や石垣、堀などの土木建築物が良好に保存され、防御に工夫した日本独自の城郭の構造を最もよく示した城であること。」などが評価され、1993年に日本で初めての世界文化遺産に登録された。
古には平清盛が整備した「福原京」「兵庫津」があり、近代以降も兵庫県の中心地・貿易港として栄えた神戸市兵庫区。
街の中に目を向けると、河川トンネルや水道施設などの都市インフラ、兵庫商人が交流した施設など多くの近代化遺産が残されており、神戸の発展に貢献した場所であることが窺い知れる。
【 STAFF 】
<tip>
ディレクター / フォトグラメトリ制作:大西悟
撮影 / フォトグラメトリ制作:小久保公知
フォトグラメトリ制作:ユ・ゲアン
プロデューサー:阿久津敏