「第25回 文化庁 メディア芸術祭」にて、八代健志作『プックラポッタと森の時間』が審査委員会推薦作品に選出
メディア芸術において優れた作品を顕彰する「文化庁メディア芸術祭」にて、八代健志作『プックラポッタと森の時間』が<審査委員会推薦作品>に選出されました。
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アニメーション部門 <審査委員会推薦作品>
『プックラポッタと森の時間』とは
「私」は庭で不思議な落し物を発見する。
監視カメラを設置して調べてみると、写っていたのは身長15cmほどの、まるで人間のような小さな生き物。
「私」はその生き物を「プックラポッタ」と名付け、探索に没頭する。
目に見えているものだけが果たして本当の真実なのだろうか?――
この作品は、【TECARAT】のアニメーションの幅を広げる実験のひとつとして、全編屋外で撮影した映像です。
▶予告編:https://youtu.be/SB1Bn4KMUb8
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監督・脚本・人形制作・アニメーション・撮影・選曲・SE:八代健志
・公式サイト: https://tecarat.jp/works/potta/
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< 文化庁 メディア芸術祭とは >
1997年より文化庁が主催する、アート・エンターテインメント・アニメーション・マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルです。
「メディア芸術」とは、文化芸術振興基本法という、文化や芸術を国として盛り上げようという法律に示された、芸術の一分野を指し、メディアアートのような美術のほか、マンガやアニメーション、ゲームやウェブなどのインタラクティブまで、メディアを用いた表現全体を包括した、私たちが普段文化として親しんでいる、日本ならではの芸術分野のこと。
今年度は、世界95の国・地域から3,537品の応募があり、世界中から応募された作品から、その年の最高峰を表彰しています。
・公式HP: https://j-mediaarts.jp/
受賞作品は、2022年9月16日-26日「受賞作品展」にて展示される予定です。
■ アニメーション・人形造形まで手がける、監督・八代健志。
八代 健志|Takeshi Yashiro 東京藝術大学デザイン科卒業。太陽企画(株)にて、CMディレクターとして実写を中心に活動する傍ら、様々な手法のストップモーション・アニメーションを扱い続ける。2015年に【TECARAT】を立ち上げ、人形アニメーションに軸足を移す。脚本・監督のほか、美術、アニメート、人形造形なども手がける。手から作り出される質感を重視し、ストップモーション・アニメーションならではの映像を目指している。
最新作:
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■ TECARAT(テカラ)
太陽企画の”ものづくり”スピリットを集結したアニメーションチーム。ストーリー性のあるブランドコンテンツづくり、アニメーション撮影、美術提案をし、「100年後も残る映像を目指して」を合言葉に、人の目に記憶に残るような映像を届けられるよう活動している。企業広告をはじめ、オリジナルコンテンツとしてもストップモーションアニメーションのプラネタリウム作品や短編映画を製作し、国内外の映像コンペティション、映画祭で多数受賞。
・公式サイト:https://tecarat.jp/
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