八代健志作『プックラポッタと森の時間』、毎日映画コンクール 【大藤信郎賞】を受賞
国内最高峰の映画祭「第76回 毎日映画コンクール」にて、八代健志作『プックラポッタと森の時間』が大藤信郎賞を受賞しました。
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『プックラポッタと森の時間』とは
「私」は庭で不思議な落し物を発見する。
監視カメラを設置して調べてみると、写っていたのはなんと身長15cmほどの小さな生き物。
「私」はその生き物を「プックラポッタ」と名付け、探索に没頭する。
目に見えているものだけが果たして本当の真実なのだろうか?――
この作品は、【TECARAT】のアニメーションの幅を広げる実験のひとつとして、全編屋外で撮影した映像です。
▶予告編:https://youtu.be/SB1Bn4KMUb8
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監督・脚本・人形制作・アニメーション・撮影・選曲・SE:八代健志
・公式サイト:https://tecarat.jp/works/potta/
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< 毎日映画コンクールとは >
毎日新聞社とスポーツニッポン新聞社によって終戦翌年=1946年(昭和21年)に創設された国内で最も権威と実績、歴史のある映画賞です。
演技、作品の他、撮影や美術、録音など、幅広い部門を設けており、選考には第一線で活躍中の映画評論家やジャーナリスト、専門家など約80人が関わり、選考の厳正公明さの面でも高い評価を得ています。
< 大藤信郎賞とは >
「毎日映画コンクール」において、日本のアニメーションの先駆者である大藤信郎氏を称えて、1962年に創設されました。主に「実験的な作品」が対象とされ、初代受賞者は手塚治虫さん、その後、川本喜八郎さん、宮崎駿さん、高畑勲さん、今敏さん、、歴代錚々たる皆さまが受賞されています。
・公式HP:https://mainichi.jp/mfa/
・受賞作品はこちら:https://mainichi.jp/articles/20220119/k00/00m/200/130000c
表彰式は2月15日、東京都目黒区のめぐろパーシモンホールで開催予定です。
■ アニメーション・人形造形まで手がける、監督・八代健志。
八代 健志|Takeshi Yashiro 東京藝術大学デザイン科卒業。太陽企画(株)にて、CMディレクターとして実写を中心に活動する傍ら、様々な手法のストップモーション・アニメーションを扱い続ける。2015年に【TECARAT】を立ち上げ、人形アニメーションに軸足を移す。脚本・監督のほか、美術、アニメート、人形造形なども手がける。手から作り出される質感を重視し、ストップモーション・アニメーションならではの映像を目指している。
最新作:
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■ TECARAT(テカラ)
太陽企画の”ものづくり”スピリットを集結したアニメーションチーム。ストーリー性のあるブランドコンテンツづくり、アニメーション撮影、美術提案をし、「100年後も残る映像を目指して」を合言葉に、人の目に記憶に残るような映像を届けられるよう活動している。企業広告をはじめ、オリジナルコンテンツとしてもストップモーションアニメーションのプラネタリウム作品や短編映画を製作し、国内外の映像コンペティション、映画祭で多数受賞。
・公式サイト:https://tecarat.jp/
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