弊社が運営する、映画WEBマガジン【CINEMORE(シネモア)】が、初のオンライントークイベント『CINEMORE presents|映画はこうして作られる!〜メジャー映画と作家性〜』を、2021年6月30日(水)に開催することが決定いたしました。
全国で一斉に公開される規模のメジャー映画ともなれば、製作予算が大きくなる一方で、資金回収もよりシビアになり、プロデューサーや出資者などから様々な意見が入ってくるのが常。そんな状況で監督たちは、いかに自身のビジョンを具現化し、ヒットにつながる面白い映画を作るのか?
実際にメジャー映画を撮りながらも自身の作家性を貫いて来た映画監督たちをゲストに迎え、その創作の秘密に迫ります。
本イベントは、これまでCINEMOREで映画の作り方について特集してきた「CINEMORE ACADEMY」をオンラインイベント化し、CINEMOREとしては初の試みである生配信イベント(YouTube LIVE)となります。
記念すべき第1回のゲストとして、映画監督の内田英治氏 / 藤井道人氏 / 本広克行氏 / 行定勲氏が出演します。
イベントMCを務めるのは、CINEMOREでもおなじみの映画ライターSYO氏と、CINEMORE編集長を務める香田史生。
また、イベント配信は、YouTube LIVEにてどなたでも無料でご覧いただけますが、視聴アドレスを受け取るための事前登録(※6/29 正午締切)が必要となりますので、ぜひ、イベント参加に向けてご登録お願いいたします。
詳細は、公式サイトのイベントページをご参照ください。
【配信概要】
■イベントコンセプト■
「映画の面白さを伝えたい」
CINEMOREでは、そんな思いと共にこれまで色んな映画を紹介してきました。しかし、コロナ禍によって、映画館に行くことが叶わないという信じがたい事態が発生し、何とか営業再開できた今も、映画館によっては閉館を余儀なくされるような状況のところもあります。
映画業界が逆風にさらされているこの状況を打破するために何が出来るか?
方法は様々ありますが、私たちに出来ることは、映画の面白さを愚直に伝え続けることではないかと考えました。これまで以上に、映画の面白さを伝えていく。それが私たちに出来るベストな方法ではないかと。
そのために、WEBサイト上の記事に加えて、オンラインでのイベントを実施。リアルな声をライブで届けることで、映画への熱い思いを皆で共有し、映画の面白さを再認識してもらおうと思っています。
こんな時だからこそ、映画の面白さを伝えたいのです。
|
■GUEST■
映画監督:内田英治(うちだ・えいじ)
|
ブラジル・リオデジャネイロ生まれ。週刊プレイボーイ記者を経て99年「教習所物語」(TBS)で脚本家デビュー。14年「グレイトフルデッド」はゆうばり国際ファンタスティック映画祭、ブリュッセル・ファンタスティック映画祭(ベルギー)など多くの主要映画祭で評価され、つづく16年「下衆の愛」はテアトル新宿でスマッシュヒットを記録。東京国際映画祭、ロッテルダム国際映画祭(オランダ)をはじめ、世界30以上の映画祭にて上映。イギリス、ドイツ、香港、シンガポールなどで配給もされた。近年はNETFLIX「全裸監督」の脚本・監督を手がけた。最新作『ミッドナイトスワン』は日本アカデミー賞最優秀作品賞を受賞。
|
映画監督:藤井道人(ふじい・みちひと)
|
1986 年生まれ。日本大学芸術学部映画学科卒業。大学卒業後、2010 年に映像集団「BABEL LABEL」を設立。伊坂幸太郎原作『オー!ファーザー』(2014年)でデビュー。 以降『青の帰り道』(18年)、『デイアンドナイト』(19年)、『宇宙でいちばんあかるい屋根』(20年)、『ヤクザと家族 The Family』(21年)、など精力的に作品を発表しており、今後も待機作を多く控える。2019年に公開された映画『新聞記者』では、第43回日本アカデミー賞で最優秀作品賞含む6部門受賞、他にも映画賞を多数受賞。今最も注目されている映像作家の1人である。
|
映画監督・演出家:本広克行(もとひろ・かつゆき)
|
1965 年生まれ。香川県出身。1996 年に初の映画監督作品『7月7日、晴れ』で劇場デビュー。 2003年に公開された映画『踊る大捜査線 THEMOVIE2レインボーブリッジを封鎖せよ!』 では、日本映画(実写)興行収入記録歴代一位の座を獲得。2015 年公開の映画『幕が上がる』(平田オリザ原作・ももいろクローバーZ 主演)では、舞 台版の演出も担当。舞台最近作は「舞台 PSYCHO-PASS サイコパス Virtue and Vice」他。 HTB 開局 50 周年ドラマ『チャンネルはそのまま!』では 2019 年日本民間放送連盟賞のテ レビ部門で“グランプリ”を受賞。最近作は映画『亜人』(2017 年)、『ビューティフルドリーマー』(2020 年)『ブレイブ‐群青戦記‐』(2021 年)など。
|
映画監督:行定勲(ゆきさだ・いさお)
|
1968年生まれ・熊本県出身。2000年長編映画初監督作品『ひまわり』で釜山国際映画祭国際批評家連盟賞受賞、2001年『GO』で第25回日本アカデミー賞最優秀監督賞をはじめ数々の賞に輝き、一躍脚光を浴びる。2004年『世界の中心で、愛をさけぶ』を公開、興行収入85億円の大ヒットを記録し社会現象となった。以降、『北の零年』(05)、『春の雪』(05)、『クローズド・ノート』(07)、『今度は愛妻家』(10)、『パレード』(10/第60回ベルリン国際映画祭パノラマ部門・国際批評家連盟賞受賞)、『円卓』(14)、日中合同作品『真夜中の五分前』(14)、『ピンクとグレー』(16)、故郷熊本を舞台に撮影した『うつくしいひと』(16)、日活ロマンポルノリブート『ジムノペティに乱れる』(16)、『うつくしいひと、サバ?』(17)、『ナラタージュ』(17)など。2018年『リバーズ・エッジ』が第68回ベルリン国際映画祭パノラマ部門オープニング作品として公開され、同映画祭にて国際批評家連盟賞を受賞。昨年は、『劇場』(20)と『窮鼠はチーズの夢を見る』(20)が公開。また映画だけでなく、舞台「趣味の部屋」(13、15)、「ブエノスアイレス午前零時」(14)、「タンゴ・冬の終わりに」(15)などの舞台演出も手掛け、その功績が認められ2016年毎日芸術賞演劇部門寄託賞の第18回千田是也賞を受賞。今後は、パルコ・プロデュースの舞台「リボルバー~誰が【ゴッホ】を撃ち抜いたんだ?~」の演出(7/10-8/1 PARCO劇場、8/6-8/15 東大阪市文化創造館Dream House 大ホール)など。
|
■MC■
映画ライター:SYO
|
1987年生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌編集プロダクション・映画情報サイト勤務を経て映画ライター/編集者に。インタビュー・レビュー・コラム・イベント出演・推薦コメント等、幅広く手がける。「CINEMORE」 「シネマカフェ」 「装苑」「FRIDAYデジタル」「CREA」「BRUTUS」等に寄稿。Twitter:@SyoCinema
|
CINEMORE編集長:香田史生
|
CINEMOREの編集部員兼ライター。映画のめざめは『グーニーズ』と『インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説』。最近のお気に入りは、黒澤明や小津安二郎など4Kデジタルリマスターのクラシック作品。
|
<注意事項>
以下の注意事項をご了承の上、ご参加いただきますようお願い申し上げます。
※やむを得ない事情によりゲストが変更・欠席、またはイベントが中止となる場合もございます。
※本イベントはトークセッションが中心であり、映画の上映はありません。
※イベント配信中の模様(※YouTube LIVEへのコメント投稿等含む)を撮影した動画・写真や、記録した内容を、CINEMOREの広告宣伝・広報活動(サイト/SNSへの掲載含む)に使用させていただく場合があります
※イベント配信中の模様(※YouTube LIVEへのコメント投稿等含む)を、主催者、取材メディアによる写真や動画撮影が行われる可能性もあります。それらは、CINEMOREの広告宣伝、広報活動、取材メディアによるテレビ/新聞/雑誌/WEBなどへの露出/掲載をされる可能性もあります。
※本イベントは、自治体の新型コロナウイルス感染対策にのっとって配信を実施しています。
■【CINEMORE(シネモア)】とは
映画を深掘りして紹介する映画愛に溢れたWEBマガジン【CINEMORE(シネモア)】。
・WEBサイトURL:https://cinemore.jp/jp/
・Twitter:@cinemorejp
・Facebook:https://www.facebook.com/cinemore.jp
・Instagram:cinemore_official
PDF版のダウンロードはこちらから