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服部正和 自主映画『フィクティシャス・ポイント』が下北沢トリウッドにて5/16(金)より劇場初公開!

 

映画配給レーベル Cinemagoの特集企画「終点なき映画たち Route:1」にて、弊社TYPE所属の服部正和 自主映画『フィクティシャス・ポイント』 が、上映作品の1本として5/16(金)より公開することが決定しました。

今回が第1弾となる特集企画「終点なき映画たち Route:1」では、たとえ上映時間が終わろうとも観客の心を虚構世界から現実へ帰そうとしない《終点なき映画》を日々生み出す、imaginary(想像)・pretend(見せかけ)・fictitious(創作的)な3人の新世代監督(上田修生監督、北野陽太監督、服部正和監督)の劇場公開デビュー作が、5月9日(金)~5月29日(木)の会期中に東京・下北沢トリウッドで連続上映されます。

弊社の服部正和が製作した映画『フィクティシャス・ポイント』は、物語における主人公の本質に迫った空想連続活劇。大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル 2024では<観客賞>と<GACHINKO Film賞>をダブル受賞しました。
期間限定の上映となりますので、ぜひこの機会に劇場でご覧ください。

 

【 上映概要 】

特集企画<終点なき映画たち Route:1>

■ 場所:下北沢トリウッド(https://tollywood.jp/address
■ 会期:2025年5月9日(金)~ 5月29日(木)※平日火曜定休
■ 料金:一般 1,700円 大学・専門 1,400円 シニア 1,200円 高校生以下 1,000円
■ 劇場WEBサイト:https://tollywood.jp/news/67cac98767ddb81a7f219ce8
■ 上映作品:
『sappy』(第23回TAMA NEW WAVE「ある視点部門」選出)/上田修生監督
『女』(カナザワ映画祭2024「期待の新人監督」選出)/北野陽太監督
『フィクティシャス・ポイント』(大須インディペンデント・フィルム・フェスティバル 観客賞&GACHINKO Film賞)/服部正和監督

※上映日程などの詳細は劇場WEBサイトをご確認ください。

 
 

《特報》終点なき映画たち Route:1

 

作品情報|映画『フィクティシャス・ポイント』

 

<イントロダクション>
『FRONTIER』(2020/立教大学映像身体学科卒業制作)で京都国際学生映画祭《実行委員賞》を受賞した服部正和が、構想に5年を費やした劇場デビュー作『フィクティシャス・ポイント』は、物語における主人公の本質に迫った空想連続活劇。開始直後から観客を事件の渦中に放り込み、あらゆるジャンルを縦横無尽に飛び越えて暴走していく。
300名以上の中からオーディションを経て主人公・久坂部碧役に抜擢されたのは、新鋭・両羽ももか。映画の鍵を握る若き作家・漣聖司を『明ける夜に』『走れない人の走り方』など話題作への出演が続く五十嵐諒が演じる。青嶋俊治役には、BS-TBS 名探偵・明智小五郎『黒蜥蜴』出演の志生、舞台を中心に活躍する篠原功が、架空犯罪調査局長の成宮信之介を熱演。また、主演作『Project_Y: Working Title』がベネチア国際映画祭XR部門に入選した坂城日日、映画初出演ながら快演を魅せた佐倉瑠衣といった実力派17名のキャストが映画を彩る。
本作は2024年10月、名古屋市の大須シネマにて開催された大須インディペンデント・フィルム・フェスティバルで《観客賞》《GACHINKO Film賞》をダブル受賞した。

<ストーリー>
「ひとたび筆を走らせれば、誰かの人生が始まる」
久坂部碧は、ある幻影に囚われていた。光に溢れた教室、その窓辺で本を読む青年、「漣聖司」と書かれた檸檬色の栞。どれも身に覚えがない。しかし碧は突如として、彼と架空犯罪調査局を巡る連続殺人に巻き込まれる。現実と虚構の狭間で事件は瞬く間にエスカレートしていき、やがて一つの真実に辿りつく。
人智を超えた旅路の果てに何が待ち受けているのか。

 
 

映画『フィクティシャス・ポイント』予告編

 
 

<キャスト>
両羽ももか・五十嵐諒・志生・篠原功・坂城日日・佐倉瑠衣
島袋明希子・小澤うい・櫻庭ひなの・秋田ようこ・ワキリント・石河穣司・藤本タケ・藤原未砂希・藤原絵里・篠原寛作・山下ケイジ

<スタッフ>
製作・脚本・監督・編集:服部正和(太陽企画)
撮影:林遥南 照明:小澤拓実 音響:小谷野貴弘
美術:山本舜 特撮:山﨑拓実・山本舜 ヘアメイク:山口麻由佳
音楽:武田奈々瑛、小谷野貴弘 アクション監督:千葉大輝 車両:小久保健太
助監督:和氣凜人 制作担当:林和泉・杏野シェリー
アシスタントプロデューサー:武田奈々瑛 アソシエイトプロデューサー:出町光識
制作:CIELOSFILM 配給:Cinemago

2024/ビスタ/カラー/ステレオ/68分

<各種リンク>
公式X:https://x.com/fictitious223
予告編:https://youtu.be/cZHhi1537bM

 
 

監督プロフィール・コメント紹介

 

服部正和

1997年東京生まれ。立教大学映像身体学科卒業。
9歳の頃、『レイダース/失われたアーク』に衝撃を受け、映画監督という存在にも興味を抱く。
高校では映画研究部に所属し、3年間で3本の短編を制作。『The Lost Heart』(2013)と『IDENTITY』(2015)は、NHK杯全国高校放送コンテストで入選し、大林宣彦氏が主催する映像フェスティバルにも正式出品された。『OBSERVER』(2014)は西東京市民映画祭にて史上最年少で入選。以降も主に劇映画を作り続け、映画祭や上映会などで経験を重ねていく。
大学では映画監督の篠崎誠(『SHARING』『おかえり』/映像身体学科教授)に師事。卒業制作の『FRONTIER』(2020)で、京都国際学生映画祭《実行委員賞》をはじめ、日本芸術センター映像グランプリ《預言賞(特別賞)》を受賞。ハンブルグ日本映画祭に正式出品。
現在は太陽企画に勤めながら自主映画を撮り続け、最新作の『フィクティシャス・ポイント』(2024)は、『MERCURY』(2018)、『FRONTIER』に次ぐ長編3作目。大須インディペンデント・フィルム・フェスティバルで《観客賞》《GACHINKO Film賞》をW受賞し、ハンブルク日本映画祭に正式出品。
映画ライターCHE BUNBUN氏が2024年6月に発表した「2020年代注目の映画監督100選」では、数少ない日本人監督の中で工藤梨穂氏、遠藤幹大氏と並び選出された。
ほかに監督作として、『湯気のゆくえ』(2019)、『線香花火の冷たい恋』(2019)、『午前0時、視えない声』(2021)がある。

 
 

《コメント》

映画は常に僕を未知の世界へと誘ってくれます。その旅路は時に楽しく、愉快で、怖い。映画の複雑な美しさに魅了されて初めてカメラを持った9歳の頃から、ずっと現実とフィクションの境界を彷徨っている気がします。『フィクティシャス・ポイント』の原動力は、そんな自分の中から生まれるインスピレーションであり、僕が出逢い愛した映画たちです。本作で劇場デビューし、皆さんと旅を共有できるチャンスへの歓びに溢れています。

製作・脚本・監督・編集:服部正和(太陽企画)

 

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