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「JPPA AWARDS 2024」でグランプリ、優秀賞を受賞!!

一般社団法人日本ポストプロダクション協会(JPPA)が主催する、国内唯一のエディター / ミキサー個人賞「JPPA AWARDS 2024」で、グランプリおよび優秀賞を受賞しました。
本アワードは、【映像技術部門】と【音響技術部門】があり、それぞれ【広告・ドラマ / 映画・ドキュメンタリー】などメディアの分類ごとに1名ずつ優秀賞が選出、さらにその中から部門ごとにグランプリが1名ずつ選出されます。
今回、両部門において、オフライン / オンライン / ミキサー の優秀賞をいただき、さらにミキサーはグランプリを受賞しました。

【 音響技術部門 】グランプリ

辰巳 茜璃 | Akari Tatsumi
ストップモーション時代劇『HIDARI』パイロットフィルム

本作品はパイロット版として制作され、最初にYouTubeでたくさんの人に観て頂こうと、2chでmixしました。

その後、劇場側からせっかくですので映画館で流しませんか?とのお誘いがあったので、いつもお世話になっているエス・シー・アライアンスの山本さん(写真左)に5.1chで仕上げていただきました。 期間限定なのがもったいないくらいとても素晴らしいmixでした。

そのため、3社、3人で賞を頂くことになりました。

今回効果音を作っていただいた勝亦さん(写真中)とは何度かご一緒していましたが、初めてお会いすることができ、いろいろ相談しながら作品を作っていくことができました。

今回も素晴らしい効果音を作ってきていただけたので、mixしながらワクワクしました。

監督やプロデューサーの方々も、とても作品愛に満ちた人たちでしたので、和気藹々とディスカッションする事でよりよい1つの作品を楽しみながら作り上げる事ができ、思い出深い作品となりました。

今回の受賞を励みに、今後も人に寄り添い、作品に寄り添える人になっていきたいと思っています。
この度は本当にありがとうございました。

 

(※ 本賞は、勝亦さくらさん(FOOTPRINTS)、山本雅之さん(エス・シー・アライアンス)と連名で受賞しました。)

ストップモーション時代劇『HIDARI』

「木」にこだわった映像演出による、新しいジャパニメーション作品。
数多くの作品と逸話が残る、江⼾時代の彫刻職⼈「左甚五郎」。
実存したか否かが定かではないこの伝説的な職⼈の物語を、江⼾の史実と絡めて⼤胆に再構築。その物語を、左甚五郎の作品と同じ“⽊彫”による⼈形を使って描く「ストップモーション時代劇」です。

 

【 映像技術部門 / オフライン 広告 】優秀賞 

富田 大秀 | Taishu Tomita
リクルート『出会いってロマンだよなぁ』< エディター出向 >

本作は「出会い」をコンセプトに多様なジャンルの映像を横断的に用いて構成されたWEB向けの企業広告です。

制作に当たりWEBコンテンツや商業アニメ等のサブカルチャーに対する知識を持つスタッフが必要とのプロダクション様の判断もありご一緒させて頂きました。

また、素材を新たに撮り下ろすのではなく、世にある作品から適切な素材を精査していくというワークフローがメインだった為、制作部の方と連携して素材管理を徹底したり、編集の過程においても構成案をベースにスタッフ間でブレストしながら編集を進めていくなど、エディターという立場を超えて携わらせて頂き、多くを学ばせて頂きました。

自分の「好き」や「得意」を面白いと思ってくださる方々のお陰で今回のような機会に恵まれ大変光栄な思いです!

今後も積極的に新しい領域に挑戦していければと思っていますので、これからもよろしくお願いします!

 

【 映像技術部門 / オンライン 広告 】優秀賞

波多野 純 | Jun Hatano
『SHISEIDO LIFE SCIENCE MEETS』

本作品は、演出をどのように表現するかについて、制作部と共に事前に打ち合わせを重ね、撮影前からスタジオでのテスト撮影を行い、検証を重ねました。

特に、稲穂のカットや鏡のカットに関しては、CGを使わずにオンライン編集上で行うことで、チェック時にその場で微調整が可能となり、スムーズに進めることが出来ました。

また、撮影にも終日立ち会い、合成カットやディスプレイカットの撮影方法を現場で指示できたこと、事前にしっかりとした検証を行えたことが、作品のクオリティアップに大きくつながりました。

今後とも精進してまいります。ありがとうございました。

 

▼JPPA AWARDS 2024 受賞結果一覧:https://www.jppanet.or.jp/awards/2023result#

JPPA AWARDS とは>

今回で28回目を迎えるこのアワードは、さまざまな映像作品における「映像技術」と「音響技術」にスポットを当て、優秀な技術と功績に対し栄誉を与えることで、ポストプロダクション業務に携わる技術者の技術の向上と意欲の高揚を目指すものです。
部門は【映像技術部門】と【音響技術部門】の2つがあり、担当作品を1つ挙げて、その制作意図・技術説明・アピールポイントとともに応募・審査されます。

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