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専門職を目指すあなたへ
回答者:
オフラインエディター 脇川・森永
オンラインエディター 波多野
大学でCM演習という授業があり、そこで広告映像の編集に興味が湧きました。
15秒や30秒という短尺だからこそできる、面白い表現や無茶な発想に惹かれてCM業界を志望しました。
スターウォーズが好きだったから
映像だけでなく、デザインやイラストの勉強もしていました。あとは、本をよく読んでいましたね。
とにかく映像を作っていたと思います。学園祭で行われるライブの背景映像、学内で活動するバンドのMV制作、ブライダル映像会社でのアルバイト等。
CG制作や写真撮影など
デザインのできるエディターは重宝されるので、学んでいて良かったと思います。
ブライダルエンドロールを作るアルバイトです。当日撮影したものを現場でつなぎ、閉会までにDVDに焼き込んで納品・上映する。作業のスピード感や撮影現場での対応力として今も活きていると思います。
写真撮影については仕事上大いに役立っている
私にとっての編集とは、相手の求めているものに寄り添い、拡張するものだと考えています。 監督の狙いがあればそれを汲み取り、求めている以上のものを編集する。クライアントとクリエイティブの間に摩擦が生まれれば、それを解決するような編集を提案する。常に誰かの拡張メモリのような人でありたいと思っています。
エディターならではの視点を活かして、編集上でどういうことができるかという提案ができるように心がけています。
オンライン編集は制作における一番最後の工程なので、細部までミスなく責任を持って仕上げることを特に意識している
やはり、色々な映像を見る事。好きなCMを見つけて何がいいのかを考えること。
編集に活かせそうな最新技術やソフトのアップデート等には日々注目しています。
放送しているCMやその他映像を見るときに、どう撮影しているか自分ならどうするかなどを考えるようにしている
編集が好きな人。
意外とコミュニケーションが多い仕事なので、スタッフとお互いに気持ちのいい会話ができる人が活躍しやすいと思います。
技術職なので、技術はもちろんですが、一番はしっかりとコミュニケーションができる人
専門知識は入社後に学んでいけばいいと思います。それよりも在学中にちゃんと限界まで編集に向き合ったか。何時間も苦しんだ作業の先に、やりがいや楽しさを少しでも感じられたかが大事だと思います。
ひたすら手を動かす仕事なので、1回でも自分の手で映像編集した経験があるといいかなと思います。また、映像といっても映画、TV番組、YouTuber、ストリーミングなど多様化している昨今なので、特に広告映像への興味は持っていてほしいです。
専門的な知識はなくても大丈夫ですが、映像に関する基本的な知識は必要です。入ってからは映像制作が仕事になるので、知識ゼロだと少し厳しいです。
メッセージがしっかり伝わる作品は強いですね。広告映像は、言い換えれば“物を売る映像”なので、コピーへの落とし方や伝え方が重要です。在学中は、そういったCMを編集する機会は少ないと思いますが、どんな映像でも想いを伝えるという意味では同じなので、その辺りを評価しています。
オフライン編集に対する理解度、作品への貢献度、文章から応募者の個性が見えるか、という点で見ています。
一番は作品の出来、その上でしっかりと考えを持って制作しているかどうか
自分を商品に見立て、売り込むことを意識してください。
オフラインエディターならカットの繋ぎ方、オンラインエディターなら画作り等、志望する職種にマッチした作品をアピールできるとよいと思います。
ポートフォリオは見てもらう相手が見たくなるよう、工夫をしてこだわりを持って作ってみてください。学校で全員でやる課題などは入れないでください。
映像が溢れている現代において、常に新しいものへのアンテナを張っていること。
流行の消費速度が早い昨今、トレンドに敏感であると若手ならではの強みが出せるんじゃないかと思います。
今までのフローを変えるような新しい視点に期待
技術は入社後に学べるので、自分が好きなことをしてください。
映像に限らず、自分が興味を持ったことは何でも挑戦してみることが大事だと思います。思わぬところで仕事につながることもあるはずです。
就職が決まるまではしっかり作品を作ることに全力を傾けてください。就職が決まったらめちゃくちゃ遊んでください。
映像編集は総合芸術なので、その人の経験や考えが否が応でも作品に昇華されていきます。今は就活で忙しいとは思いますが、在学中にしかできないこと。人との関わりを大切にしていってください。
ひとえに映像制作といっても、その過程には様々な職種が入ってます。その中で自分が最も輝ける職種を見つけられるとよいですね。
仕事めちゃくちゃたのしいです。ぜひ一緒にやりましょう。