NEW CREATOR'S ANALYTICS!

1994年 大阪出身 / 2016年 大阪経済大学卒業 / 2016年 太陽企画入社

"逆張りでオタク"の
感性が生むオリジナリティ。
育ての親は
「ヴィレヴァン布施サティ店」。

プランナーという職業に就こうと思ったきっかけは?

雑誌「風とロック」を読んで、クリエイティブディレクターの箭内道彦さんに憧れ、この道を志望しました。とはいえ、太陽企画に新卒で入社した時からはっきりと「プランナー」になると意識をしていたわけではなく……。面接のとき、実はPM(プロジェクトマネージャー)とプランナーの違いもわかってなかったです。プランナーは広告映像の企画を考える仕事ですが、私が携わった映像広告が人の心を動かすきっかけになるとステキだなと、それを目標に日々企画を練っています。

そんな杉浦さんの想像力の源となるような、好きなものや影響を受けた人を教えて下さい。

VILLAGE VANGUARD!正確には私の地元にあった「布施サティ店」が私のルーツになっていると言っても過言ではありません。近年のヴィレヴァンは「イオンに入っている、とにかく物が多い雑貨屋さん」のようなイメージが強いですが、昔は店舗によって置いている本や品物が違う、個性派本屋でした(私の知る限りですが)。店員にしても、当時田舎では珍しかったドレッドヘアの店長、目の周りを真っ黒に縁取ったお姉さん、なぜかいつもスーツのお兄さんなど統一性のない面々。彼らがそれぞれの好みを、これでもか!と反映して作られている店内は、当然ですが統一性の欠片もない。例えば、世界のマフィアルポの書籍の横に、四谷シモンの写真集が置いてある。そんなへんてこりんな「ヴィレヴァン布施サティ店」が大好きで入り浸っていました。思春期にエッジの効いたジャンルのものに初めて触れた時のドキドキは、今でも忘れません。おかげで王道ジャンルを通り損ね、逆張りオタクになってしまいましたが、そんなところが今の仕事にも少しですがいい影響を与えているような気がします。今の時代、性別に触れたりバイアスを持つのはよくないのはわかっていますが、あえていうと、おじさんなのにシルバニアファミリーを集めている人や、清楚で華奢なお姉さんが総合格闘技が趣味だったりすると、そのギャップに惹かれてしまいます。「順目じゃ面白くない」というのが骨の髄まで染み込んでいるようです。

そういったところがクリエティブには大事なポイントなんでしょうね。

クライアントや代理店の皆さんが求めているものを、理解して企画するのは当たり前ですが、そこに今っぽさや、自分にしかできないことを少し足すことは常に意識しています。

プランナーとして思い出深い作品は?

クライアントがCCCの「#プレイバックTポイント」です。ケトルに出向していたとき、はじめてクリエティブディレクションを任せていただいた案件です。コアアイデアを決めて、オリエンを作って、チームメンバーの企画を集約し、資料を作ってプレゼンするまでの全体を人生で初めてやらせていただきました。それまで企画のフェーズにだけ携わり、演出コンテの段階になると完全に手放していたので、自分のアイデアが映像として形になったことや、仕上げの編集まで参加させてもらえたこと、映像を見た人の反応をリアルタイムでたくさん見れたこと、すべてが初めての体験でした。自分の力量不足で悔しい思いをしたところもありますが、とても学びの多い案件でした。

座右の銘を教えて下さい。

一宿一飯。ちょっとしたことでも感謝を忘れないようにしています。

杉浦さんにとって、プランナーという仕事とは?

自分を成長させるもの。映像プランニング、PRプランニング、メディアプランニング、なんでも企画します。時流を汲んだ企画が得意です!絵もちょっと描けます!お仕事お待ちしています!

  • #01

    銭湯円グラフ

    よく行く銭湯トップ3。昔ながらの銭湯も好きですがモダンなデザイナーズ銭湯も好きです。

  • #02

    好きなペット

    水族館が大好きで、その流れで魚/爬虫類が好きになりました。ベタというヒレの大きな鮮やかな色の熱帯魚がお気に入り。

  • #03

    これまでの人生のバイオリズム

    振り返れば、つまずいては周りの人たちに起こしてもらう、を繰り返してきた30年でした。感謝です。

  • #04

    年間銭湯回数

    企画作業で煮詰まったときや悩み事があるときは必ず行くようにしています。東京/大阪にある銭湯を制覇するのが目標。

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m-sugiura@taiyokikaku.com