宮城県1994年 宮城県出身 / 2017年 宮城大学卒業 / 2018年 太陽企画入社
偶然目にしたCMが、
世の中の見え方を変えた。
ちょっと元気がでた。
太陽企画へはアルバイトを経て入社されたそうですね。
ニートでお金もなくて病んでいたとき、たまたまバイトの募集をみつけたのがきっかけでした。もともとアート系の職業を目指していたので、映像制作の知識なら将来も活かせそうという動機で応募し、やってみたら「広告楽しいな」と思うようになりました。
広告って時代の空気をつくっている側面もあるし、短いメッセージだからこそ、どかーんと刺さるものができることを知り、この業界で頑張りたいとバイトからそのまま入社しました。
ゆる絵のコンテが人気の久道さんが、好きなものは?
ジブリ映画が好きです。ストーリーは言うまでもなく、美味しそうな食べ物や表情の作り方、映画館で観るときの低音の響きが気持ちいいです。そして人の動きが自然なのに、インパクトある感じも大好き。他にはぬいぐるみが好きです。ゆる絵やキャラクターが得意なのは、ぬいぐるみ愛からだと思っています。
逆に苦手なものといえば?
Slack。しゃべる場所がたくさん分かれていたりすると怖い。#generalって何?となります。小心者なので、言うべきだけど言いにくい…みたいなときには、高校の部活の先輩に言われた言葉「言わなきゃ思ってないのと同じ」を思い出し、自分を鼓舞しています。
これまでの作品で、印象深いものを教えて下さい。
大学の卒業制作の過程で、毎日自画像を描いたり、いろんな素材で大量に自分の顔をつくりました。たくさん並べて母に見せたら「もうやめて」と言われたことは、強く印象に残っています。
プランナーとしてどんなことを意識して、仕事に取り組んでいますか?
気持ちよく観てもらえるかを意識します。音との親和性も重要ですね。私は企画する側なのでメッセージがブレないように気をつけています。観た後に何を訴求していたか一言で言えるかどうか。そのために潔く削ぎ落とすことも、時には大事です。そしてそのCMで世の中がちょっと変わると嬉しいです。同時に単純に見ることで元気がでるような、楽しいコンテンツもつくりたいです。広告って偶然的に目にするものですが、見る前と後で、不意打ちを食らったように気持ちに変化が訪れるようなモノづくりを目指しています。
一週間のお休み、どの様に過ごしますか?
1日目は三重県の鳥羽水族館でラッコの見学。2日目は三重から帰宅して部屋の掃除。その後実家で過ごして、最終日は虚無。
今後挑戦したいもの、当面の目標をお願いします。
キャラクターとグッズをつくる。
あなたにとってプランナーとは?
生きがいであり苦行。
聴いているものの内訳
ゼルダの音楽は昔から好きです。マヒシュマティ国家は、やる気が必要な時にきくと国に攻め入るような気合いが入ります。
マイ・ヘキサゴングラフ
ネガティブなことがおもしろくなるのが好きでよく悪口を言ってしまいます。不謹慎なことも結構笑ってしまいます。
これまでの人生のバイオリズム
20代前半、ニートでお金もなくて、平日の昼間にマックに行ったら、自分以外全員ご老人で、終わった感がありました。
全国書道コンクールの順位
小学生の時に受賞して、だいぶ若くして師範免許も取れました。祖父が賞状を書いていたらしいのでたぶん遺伝です。